いきる

なりたい自分にちっともなれないまま年齢を重ねていった人がなんとか言葉を紡ぎます

醜い

 

 

生きるとは

なんなのだろうか

 

 

私はなんのために

何がしたくて

誰のため

生きているのだろうか

 

 

親のため?

親を悲しませないため?

 

わたしはきっと幸せ者だ

衣食住に困らず今日まで生きてきたのだから

そうしてくれた親のため

生きているのだろうか

 

彼のため?

わたしに意見を押し付け

操り人形として扱う

彼のため?

 

自分の意思も

自分の意見も

やりたいこともなんだか

ほとんどなくなった

 

全てがどうでもいい

なんのためにいるのだろう

 

 

大好きだった

大切だった音楽って なんだったんだろうな

 

 

なんだかもう忘れた

 

お ん が く

 

 

その四文字すら酷く憎い

聞きたくもない

うるさい

苦しい

見たくもない

 

 

いい歌声を聞くと

酷く辛くなる

と同時にとんでもない気持ちになる

だって、"いい"と判断しているのだから

 

 

つらいなあ

ひどくつらい

 

 

どうしたらわたしは

前を向いて生きていけるのだろうか

 

 

誰か助けて

と思ってしまうから駄目なのだろうな

結局他責

 

自分でなんとかできないと何も解決しないのに

 

ばかだなあ

誰か助けてと思い続けて

だれも助けてくれず

おばあさんになって

醜いまま死んでいくんだ

 

あー醜い

なんて醜い人生なんだ